モスクワ到着は、午後4時。
思った以上の蒸し暑さ。ネットで調べた気温は最高でも20℃くらいだったのですが…。
夏のモスクワは、お天気の時はかなり厳しい暑さです。といっても、太陽が陰るなり、温度が下がってしまうようで。
そして緯度の高さと夏時間との両方の効果で、太陽は11過ぎまで沈みません。
これが滞在したソユーズホテルです。なんとも四角四面な感じがロシア!(もしくはソビエト!)
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一応、会議の公式ホテルのひとつではあったのですが。会議会場への足場が極端に悪くて、苦労をしました。
なにしろ、会議場へは、バスを乗り換えて行くのですが、そのバスが一時間に1本くらいしかなくて…。
ロシア語なんて全然できないのに、外国人にはハードルが高いといわれる乗り合いタクシーにまでひとりで乗りました。(^^;;;
さすがにロビー部分だけはきれいにモザイクガラスで飾られて一応の体面を整えています。
エレベーターを待つ場所にはアトリウムがあって、何故か南国の観葉植物がおかれていました。
寒いロシアでのあこがれなのかな。
さて、肝腎の朝食です。半ビュッフェスタイルで、チケットと交換でオートミールと本日のメインはついでもらえます。
残り、パンや日によってシリアルやヨーグルトなどは自分でとります。
こうやって写真で見ると、ましに見えますが、このパンがまずくてねえ。
シリアルは普通の味ですが、これは毎日あるわけではなく。
なんとも朝食には困りました。
ロシアらしくサモアールに用意されているのはお湯です。これに、ティーバックの紅茶か、インスタントコーヒーを入れて飲みます。
お湯がぬるかったり、ほとんど量がなかったりと…。とほほな状況。
初日のメインはソーセージと卵の白身焼き(?)
写真に撮ればそれなりに見えるのですが、この皮が固い上にボロボロのソーセージでした。卵の白身だけを焼いたものは初めて食べました。ロシアでは一般的なのかな?
で、恐怖のオートミール。ま、これはもともと好き嫌いの激しくわかれるものではありますが。初日に一口食べて、後はお返ししました。
でも何故か配偶者はこの味はなつかしくて嫌いじゃないらしい。変なひとだ。
ということで、一週間、ほぼこういった感じの朝食。ユースホステルみたいでした。
食べ物の美味しい国、ニュージーランドから来た会議参加者は、抗議の意味も含めて街で買ってきた果物を持ち込んでいました。そして彼女は、その日、このホテルを出て行ってしまいました。
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